芭蕉庵について
七ヶ宿を愛し、この地域の素晴らしさを多くの方に知ってもらいたい。
先代の想いを息子に受け継ぎ、親子二代でそば作りに励みます。
芭蕉庵の想い
七ヶ宿をそばで盛り上げたい
「農民そばや芭蕉庵」がオープンしたのは平成11年。
かつての戦国時代、七ヶ宿町はそばの産地でしたが、稲作の普及により一時途絶え、田んぼが手付かずになっていました。
当時、七ヶ宿役場の職員をしていた先代が、荒れた田んぼをそば畑にできないものかと画策。地元の過疎化を解消したい、そばで町を盛り上げたいという思いから、役場を早期退職してそば畑を耕作したのが芭蕉庵の始まりです。
それから20年ほど経った現在、そば畑は約20ヘクタールまで広がり、芭蕉庵のお店も多くのお客様がお越し下さるようになりました。
しかしその一方で、七ヶ宿町の少子高齢化や人口減少といった過疎化は進んでおります。
当社は、蕎麦の栽培の安定化、そして地域の過疎を少しでも改善するきっかけになればと、平成25年1月17日に「株式会社ゆのはら農産」として法人化いたしました。
「ゆのはら」は、当社が立地する集落「湯原宿」をもとに名づけており、経営理念の一番目には、次のように掲げました。
「ふるさと湯原で生き続けます」
この思いを胸に、七ヶ宿・ゆのはらが持っている素晴らしい地域資源を活かし、 多くの皆様に喜んでいただける「食」を提供できるよう取り組んでまいります。
先代から二代目へ。受け継がれる心と技術
芭蕉庵の店舗は、現在は息子の二代目店主が店に立ちます。
以前はそばの栽培とお店の両立が難しく、収穫の時期はお店を閉めて畑作業をしておりましたが、現在は二代目店主が店を切り盛りし、初代店主は畑仕事に専念しています。
先代の想いと技術はそのまま息子へと受け継がれ、魂込めたそばを毎日打ち続けています。
店内には女将さんもお手伝い、天気のよい日は外で看板犬がお出迎えするアットホームなお店です。
ぜひ、親子に二代に渡って守り続けるそばの味を確かめにいらして下さい。
日本蕎麦協会より会長賞を受賞
芭蕉庵のそばは、平成27年3月に一般社団法人日本蕎麦協会による全国そば優良生産表彰式において「全国麺類業団体連合会会長章」を受賞しました。
過去には、皇室の方にもお召し上がりいただいたこともあり、県内外問わず多くの著名人の方が訪れています。
これまでにテレビや雑誌等でも何度か取り上げていただきました。
- 「全国麺類業団体連合会会長章」受賞しました。
そば畑作り
113号沿いに広がる約20ヘクタールのそば畑。
お盆を過ぎた頃には、あたり一面に白い可憐な花を咲かせる風景をお楽しみいただけます。
開業以来、七ヶ宿産そば粉100%の手打そばを提供するのに併せて、七ヶ宿町の遊休農地や耕作放棄地の保全・活用のために蕎麦の栽培に取り組んできました。地域の方に協力してもらいながら、そばの作付刈取作業を行っております。
七ヶ宿町は、蔵王連峰の南側に位置する標高が500mほどの高原の町。 平野よりも気温の寒暖差が大きく、そばの栽培に適した地域で、甘み・香り・粘りが強いそばが作られます。
栽培しているのは、そばの実が大きくなりやすい「キタワセ」という品種。
年間の収量は300俵(45kg/俵、約13トン)ほどあり、 当社経営の「農民そばや芭蕉庵」の他、県内外各地のそば店へ、そば粉・そばの実(丸抜き)を出荷しております。
店舗情報
店舗名 | 農民そばや芭蕉庵 |
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住所 | 〒989-0658 宮城県刈田郡七ヶ宿町字南浦畑5-1 |
電話・Fax | 0224-37-3223 |
定休日 | 金曜日 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
駐車場について
駐車場を40台分完備。大型バスも駐車できます。
交通アクセスについて
113号線の七ヶ宿街道沿いにお店があります。
非常にわかりやすい立地です。
企業情報
会社名 | 株式会社ゆのはら農産 |
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設立 | 平成25年1月(創業:平成11年11月) |
代表取締役 | 山田 益広 |
住所 | 〒989-0658 宮城県刈田郡七ヶ宿町字南浦畑5-1(農民そばや芭蕉庵内) |
電話・Fax | 0224-37-3223 |
事業内容 | ・農業生産事業 そば(玄そば、丸抜き、そば粉)、わさび、わらび等農産物 ・飲食事業 農民そばや芭蕉庵の経営(七ヶ宿産そば粉の手打ちそば店) ・漬物生産事業 山の香り漬直売所(工場併設)の運営 |